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重力から解放されよ!大浴場だからできる「抗重力筋」リセット術
2026-08-26


「今日は激しい運動もしていないのに、なんだか腰や肩が重い……」
そんな風に感じる日はないか?
実は、人間は「何もしていない時」でも、筋肉をしっかり使っておるんじゃ。
立っている時も、座っている時も、姿勢が崩れないように筋肉はずーっと「重力」に抵抗し続けている。
万葉おじさんなんて、頭もお腹も重力との戦いじゃよ……。

 姿勢を保つ働き者「抗重力筋」

地球上にいる限り、私たちの身体には常に重力がかかっている。
その重力に逆らい、姿勢を維持するために無意識に働いている筋肉を「抗重力筋(こうじゅうりょくきん)」と呼ぶのじゃ。

首まわり、背中、お腹、お尻、太ももやふくらはぎなど。
デスクワークや車の運転中にも、これらの筋肉は働きっぱなしになっておる。
パソコンの画面を覗き込むように首を前に突き出したまま固まったり、運転席で腰を丸めたまま長時間過ごしたり……。
実はこうした「同じ姿勢をキープする」ことこそが、筋肉には一番の負担なんじゃ。
「激しい運動をしていないのに疲れる」のは、この抗重力筋の負担が大きいんじゃよ。

お風呂の「浮力」が筋肉を休ませる

そんな働き者の筋肉を強制的に休ませる最高の場所が、大きなお風呂じゃ。

なみなみとお湯が張られた湯船に入ると、お湯がザバーッと溢れるじゃろ?
学生時代に「アルキメデスの原理」を習ったのを覚えておるかな。
古代の学者アルキメデスがお風呂でひらめいたと言われる、あの有名な法則じゃ。

要するにどういう定理かというと、「水の中に身体を入れると、『自分が押しのけた水の重さ』と同じ分だけ、身体を上に押し上げる力(浮力)が働く」ということなのだ。
つまり、陸上では自分の筋肉で必死に支えていた身体を、お風呂の中では水が下からヨイショと代わりに支えてくれるんじゃよ。

首近くまで浸かると、身体にかかる荷重は陸上の約10分の1まで減る
70kgの人なら、たった7kgになる感覚じゃ!
もちろん実際の浮力は体格・体脂肪率・肺の空気量・水深などによって異なるため、「必ず10分の1」という意味ではない。
じゃが、陸上と比べて身体を支える負担が大幅に減ることは確かなんじゃ。

さらに、この浮力に加えて「温熱作用」も筋肉のリラックスを後押ししてくれる。
身体が温まることで血流が増え、筋肉の緊張が和らぎやすくなるのだ。

 家のお風呂ではもったいない!プロが教えるリセット入浴法

家のお風呂だとどうしても狭くて膝を曲げたりして、結局どこかで踏ん張ってしまうじゃろう。
それでは抗重力筋は完全に休まらんのだ。

手足を思いっきり伸ばせる「大浴場」だからこそ、最高のリセットができるぞい!
万葉おじさんおすすめの入り方はこれじゃ。

① 首〜肩近くまでしっかり浸かる
浮力の恩恵は、水に浸かっている部分にしか働かない。だからこそ、まずはしっかりと首や肩の近くまでお湯に入ることが大切じゃ。

② 浴槽の縁などを利用して、楽な姿勢をとる
大浴場ならではの広さを活かして、縁に頭や腕を乗せたり、少し足を伸ばしてみたりして、自分が一番リラックスできる体勢を探すんじゃ。

③ 肩の力をストンと抜いて、身体をお湯に完全に預ける
ここが一番重要じゃ!「お湯に浮いている」感覚を意識して、背中・腰・脚の力もだらーんと抜く。お湯に身体を丸ごと支えてもらうイメージじゃよ。

私たちの筋肉は、朝から晩まで重力と戦ってくれておる。
たまには「今日は水に身体を支えてもらおう」と、万葉の湯の広いお風呂で全身の力を抜いておくれ。