やあやあ、万葉おじさんじゃよ。
沼津館のお風呂にはいろんな種類があるんじゃが、その中でも「圧注浴(ジェットバス)」と「気泡浴(バイブラバス)」は、健康や美容にとても効果的で人気の浴槽じゃ。
ただ見た目はどちらも「ぶくぶく」と泡が出ていて似ておるんじゃが、仕組みや効果はそれぞれ大きく違うんじゃよ。今日はその特徴を紹介しようと思う。
まず「圧注浴(ジェットバス)」じゃ。
浴槽の側面にあるノズルから、お湯と空気を混ぜて強い水流を噴き出す仕組みなんじゃ。
いわばピンポイントでコリや筋肉をほぐしてくれるマッサージ機のような存在じゃな。
血流が促されることで温熱効果が高まり、湯冷めしにくいのも特徴じゃ。
さらに、血流促進は肌のくすみを和らげ、老廃物の排出を助けるから、美肌効果も期待できる。
わしも腰や肩が重いときに、このジェットに当たると「おお、効いておるなあ」と思うことがよくあるんじゃ。
次に「気泡浴(バイブラバス)」じゃ。
こちらは浴槽の底から細かい泡をたくさん噴き出す仕組みで、全身を包み込むようにやさしい刺激を与えてくれるんじゃ。
泡が弾けるときに生まれる細かな振動が血行を促進し、筋肉の緊張をゆるめる効果がある。
白く濁ったように見えるお湯は安心感を与えてくれるし、リラックス効果も抜群じゃ。
泡が肌に付着することで、美容にもいいとされておるんじゃよ。
サウナ後に使うと「羽衣」と呼ばれるぬるい膜を崩して、冷たい水風呂をより効果的に感じられる、そんな使い方をしている施設もあるんじゃ。
ただし、どちらの浴槽にも注意点がある。
血流が良くなるということは、それだけ心臓に負担もかかるということじゃ。
長くても10分程度を目安にして、入浴前には必ず水分補給をしておくこと。
そして入浴中に汗が止まらなくなったり、眠気を感じたりしたら、すぐに出ることが大切じゃ。
スーパー銭湯や温泉にはいろんな浴槽があるが、それぞれの特徴を知って上手に使えば、健康や美容にもっと役立てることができるんじゃよ。
沼津館でもぜひ、ジェットとバイブラ、両方の違いを楽しんでみてくれたまえ。