やあやあ、万葉おじさんじゃよ。
前回はサウナの歴史や、昭和と令和それぞれのサウナ文化の違いを話したのう。
時代は変わっても、サウナがもたらす心地よさは普遍じゃ。
今日は、わしが長年試行錯誤してたどり着いた、“ととのい”までの入り方を語ってみようと思う。
まず大事なのは、サウナに入る前の準備じゃ。
必ず水分を補給しておくこと。
一度のサウナで300〜400mlもの水分が失われるからのう。
麦茶や水をコップ1杯、体に染み渡らせてから向かうのがええ。
それから身体と頭をしっかり洗って、皮膚の汗腺や毛穴の汚れを落とす。
マナーでもあり、発汗効率を高めるためにも欠かせん。
サウナ室に入ったら、まずは深くゆっくりと呼吸を整えることじゃ。
入った直後は暑さに驚いて呼吸が浅くなりがちだが、落ち着けば身体は自然と順応してくる。
時間は時計ではなく、手首で脈を測って普段の2倍になったら出るようにしておる。
わしの場合はだいたい8分前後入れば、脈拍数は一分間に130回じゃな。
無理はせず、自分の体調と相談することが肝心じゃ。
次は水風呂じゃ。
入る前には必ずかけ湯で汗を流す。これは水風呂の最低限のマナー。
水風呂に入り、息が冷たく、喉がスースーしてきたら――だいたい30秒から1分くらいじゃな――すぐに「ととのい」タイムに入る。
ここで大事なのは、身体の水をよく拭き取ってから寝ること。
座るよりも横になるほうが血流が促されて、より深いリラックス状態に入れる。
副交感神経が優位になりながら、アドレナリンもたくさん出て脳も活性化している
――この相反する状態こそが、「ととのい」の正体じゃとわしは思っておる。
このサウナ→水風呂→休憩の流れを、体調に合わせて2〜3回繰り返すと、心も身体もすっきりと澄んでくる。
スマホは置いて、呼吸や鼓動、肌に触れる風の感覚に集中すると、サウナは単なる温浴ではなく、自分をリセットする時間にもなるんじゃよ。
無理せず、自分のペースで。これがわし流サウナの極意じゃ。
さて、全国の万葉の湯・万葉倶楽部では、「ととのいの夏!万葉でサ活」を8月31日まで開催中じゃ。
サウナ飯やオリジナルグッズもそろっておるから、立ち寄った際にはぜひこのわし流のサウナの入り方を体験してみてほしい。
前回の“歴史編”と今回の“実践編”、2回にわたってサウナの魅力を語ったが、わしもまだまだ探求の途中じゃ。
みんなも、自分なりの“ととのい”を見つけてくれよ。