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リラックスの秘訣は?
美容・ダイエット
2023-01-26
沼津_SNS投稿用_instagram④ – 2

皆さん、明けましておめでとう。

今年も温泉大好きおじさんの豆知識にお付き合いお願いしますね!

 

今年最初の豆知識は、「人がリラックスするメカニズム」について。

ストレスを抱えている人は、しっかり最後まで読んでほしい。

 

温泉でぼ~っとするのもいいが、メカニズムを知ればもっと効果的にリラックスできるようになる。

まさに知っていると得する知識なのだ。

 

では、早速始めよう。

 

人の体内において、脳から脊髄を通じて全身に走っている神経(末梢神経)には、大きく2つの種類がある。

体性神経」と「自律神経」だ。

体性神経は、何かを感じ取ったり、身体を動かしたりする「意識的」な身体の機能に関わるもの。

一方で自律神経とは文字通り「自動的に律する神経」

という意味で「無意識的」な身体の機能を司(つかさど)る。

街を歩いている時、向こうから猛スピードで自転車がやってきたら、

ぶつからないように身構えるね。状況を判断し、脳が肉体に命令して意識的に

行動する一連の行為は、体性神経のうちの「知覚神経」と「運動神経」による。

一方体内ではどんなことが起きているかというと、心臓はどきどきして拍動数が

上がり、全身の血圧も上昇する。

血液は「状況に応じた動き」に重要な骨格筋にまわり、肝臓からは貯められた糖分がエネルギー源として血液内に放出される。

これらはすべて自律神経によるものだ。自分の意思で拍動数や血圧を変えている

わけではないからね。

そして自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類が存在するんだ。

この2つは正反対の作用を持ち、環境や状況に応じて身体の状態を常に自動で

コントロールしてくれる。

交感神経は別名「闘争(逃走)神経」とも言う。

先ほど例にあげた自転車から逃げる(逃走)ための準備を瞬時に整えようとコントロールする神経だ。

対して副交感神経は「休息·修復·リラックス」神経だ。危険が回避された後

心臓の拍動数や血圧を降下させ、緊張して使った機能の修復に走らせる。

このように相反する2種類の自律神経は、自動車のアクセルとブレーキのような

作用で、体を正常な状態に保っているんだ。

 

さて、ここからが本題だ。リラックスを司るの副交感神経を

自分の意思で副交感神経をコントロールすることはできない。

しかし、ある行為を行うことで、副交感神経が優位になる状態を

作り出し、リラックスするように働きかけることができる。

その有力な行為のひとつが「入浴」なのだ。

つまり自分の意思で入浴することで、副交感神経が肉体を支配する

状態をつくり、血圧を下げたり、緊張で傷んだ体を修復させるように

働きかけることができるというわけだ。

ただし、そのためには、正しい入浴方法を知っておく必要がある。

下記のポイントだけ覚えておこう。

40度程度のぬるめのお湯に、肩まで10分浸かる」ことだ。

この入浴法を実践すると、血圧は下がり、脈拍はゆっくりとなり、

筋肉は弛緩し、胃腸が活発に動き出す。

まさに副交感神経が支配している状態になっているんだ。

 

逆に熱いお湯に入ると、体は戦闘モードになるため、交感神経が支配

する状態になる。リラックスとは正反対の状態だね。

お湯の熱さの違いで、リラックスできるかどうかがわかったね?

 

あとは美味しい食事と、マッサージがあれば極楽というわけだ。

生きてるうちは極楽にはいけないから、たまには万葉の湯沼津館に

遊びにくるのが一番だね。なにしろ、極楽要素が全て揃っているからね。

 

さぁ、今回はここままで。最後までお付き合いいただき、ありがとう!

参考・引用元『入浴検定公式テキスト お風呂の「正しい入り方」』